12月の車窓から Advent Calendar 2024

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30期の友寄ひとみです。はじめましてのアドベントカレンダー。
さて、20日目。
何を書こうかな…と車窓を眺めています。

カレー=スパイスということで、内容をスパイスな感じでお届けしたいと思います。

この12月。私はせっせと1人で休日にレンタルキッチンを借りてシュトーレンを製作しまくりました。

シュトーレンとはドイツの伝統菓子で、パンの一つ。ドライフルーツやナッツがたくさん入った甘いシュトーレンを薄くスライスして少しずつ食べながらクリスマスまでの期間を楽しみに過ごす、というもの。
ま、最近ではあちこちで売られていますよね。

ある時、自分で作ってみたらとても美味しいものが出来たので、それ以来10年以上この時期に作り続けています。
そんなシュトーレン。

最初は友達へのお歳暮みたいな感覚でプレゼントしていたけど、翌年になると友達からオーダーされるようになり、それがだんだんとネズミ講みたいに増えていき遂に今年はある料理教室でご要望に応え生徒さんを対象にオーダーを受け付けることになりました。
予想以上のオーダーをいただき、ありがたいやら恐れ多いやら。

そうなって来ると、きちんと製造許可のある場所で届けを出して然るべき表示をして…等々色々面倒なわけですが、これも経験。
現在4人で活動しているゼミ改め【スパイスお菓子研究所】のイベント出店の今後の課題でもあった問題にまずは私が最初に向き合ってみよう!と決めました。

実際のところ、案ずるよりなんとやらで
した。今後スパイスお菓子研究所の活動の幅も広げて行けそうです。

せっかくだからまず屋号を決めよう、ロゴを作ってグッズ製作とは水野校長の教えですね。
【香辛製菓】と屋号を決めロゴは芸大卒の長女にお願いしました。
こんな感じであんな風に…って自分の脳内イメージの言語化もロクにできなかったのに出来上がったロゴは私の言葉に出来なかった部分もしっかり具現化してくれて
すごかったし嬉しかったです。

今回作ったのはスパイスシュトーレンと
南国シュトーレン、ベラベッカ。
ベラベッカとは、直訳すると洋梨のパン。
ドイツ発祥のシュトーレンとフランス発祥のベラベッカ。どちらもパンの一つではありますが作り方が違います。

南国シュトーレンにはスパイスをあえて入れてないので、シュトーレンとベラベッカには我が家にあるシナモン、カルダモン、クローブ、ナツメグ、オールスパイス、アニス、カロンジ…ほぼ全て入れました。

シュトーレンを大量に作ると普段あまり使わないスパイスが色々と使えるのでストック整理と言うとちょっと雑だけど、まぁそんなことができるわけです。ありがたい。

そんなこんなでトータル110個のシュトーレンとベラベッカはたくさんの人達のところへと旅立って行きました。
どうかそこで可愛がってもらえます様に。

そして私のところにはいつでもカレーが作れる定番のクミン、コリアンダー、ターメリック、レッドチリ、ブラックペッパーが残った感じになりました。

こんなにシュトーレンを作りまくったら、きっともうしばらくは見たくもなくなるだろうなぁ…と取り掛かる前は思っていたのですが、なんとその逆。

空前絶後のシュトーレンレス!!

なんだかまだ作りたい気持ちが抜けないのです。
この気持ちは誰にも(自分でも)止められない!けどスパイスはもう使いきったよ…

いや、まだあったわ!!!そういえば。

11月の雨の祝日に下北沢で行われたポッドキャストウィークエンド。
私はカレー3兄弟のもぐもぐ自由研究という番組のヘビーリスナーであります。
ちなみに三男のタケナカリーさんはカレーの学校の卒業生さんでもあります。

このポッドキャストウィークエンドというイベントに、もぐ研のブースが一日だけ参加されていて、そこでは3兄弟とおしゃべりしながらオリジナルカレースパイスをブレンドしてもらえるという超胸熱な催しをされていました…大雨の中で。

そこで私が御三方とおしゃべりしながら作ったのは、今後スパイスお菓子研究所でイベント出店する時に是非使いたいと思ってブレンドしてもらった『お菓子の子(粉)』

お菓子の子がある、、、!!

登場予定より早いし、私のアルティメットウェポンだけどもうこれしかないので、これを投入。
どんな味のシュトーレンになるのか、全く未知です。クミンとか入ってるし、アムチュールの酸味はどのくらい影響するんだろう。自分がブレンドしていないからドキドキとワクワクしかなく。

手元にある材料に栗と柚子ピールを買い足して、お菓子の子シュトーレンの製作へ。

クミンの香りってやっぱりすごい。シナモンやカルダモンといったお菓子のスタメンスパイスの風味を一気にカレーっぽくさせる!!生地を捏ねている時は完全にカレーの香り。

スラムダンクの湘北のスタメンをスパイスにたとえたら…クミンが花道かな。
大好きな宮城リョータはターメリック辺りか…
…話が逸れました。

作り始めたらワクワクよりドキドキが強くなってました。

そんなこんなで出来上がったお菓子の子スパイスシュトーレン。
美味しかったら鳥取でのイベントに持って行こうと決めました。

鳥取ではこの夏、吉岡温泉一の湯という温泉施設の2階を借りて、私の念願だったカレーの学校45期を開校しました。水野校長、運営メンバーの皆さん、45期のみなさん、地元のみなさんのお陰でとても楽しくたくさんの出会いもあり大成功でした。

その時のお礼も兼ねて、私は今鳥取へ向かっています。
明日開催される一の湯マルシェに出店するために。
8キロのマトンとスパイス、それからシュトーレンを連れて。
シュトーレン、美味しく出来ました!スパイスのブレンドの詳細を知らないから二度と作れないスペシャルなシュトーレン。

ちょっと実験的ではあったけどちゃんと私の中にシュトーレンを作り切った感も生まれてました。結果オーライ。

あっという間に過ぎた2024年。2025年はもっと速く感じるかも知れません。
そんな中でもまたたくさんの繋がりや新しい出会いを繰り返しながら過ごして行けたらいいなと思います。

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  • 30期の友寄ひとみです。はじめましてのアドベントカレンダー。 さて、20日目。 何を書こうかな…と車窓を眺めています。 カレー=スパイスということで、内容をスパイスな感じでお届けしたいと思います。 この12月。私はせっせと1人で休日にレンタルキッチンを借りてシュトーレンを製作しまくりました。 シュトーレンとはドイツの伝統菓子で、パンの一つ。ドライフルーツやナッツがたくさん入った甘いシュトーレンを薄くスライスして少しずつ食べながらクリスマスまでの期間を楽しみに過ごす、というもの。 ま、最近ではあちこちで売られていますよね。 自分で作ってみたらとても美味しいものが出来たので、それ以来10年以上この時期に作り続けています。 そんなシュトーレン。 最初は友達へのお歳暮みたいな感覚でプレゼントしていたけど、翌年になると友達からオーダーされるようになり、それがだんだんとネズミ講みたいに増えていき遂に今年はある料理教室でご要望に応え生徒さんを対象にオーダーを受け付けることになりました。 予想以上のオーダーをいただき、ありがたいやら恐れ多いやら。 そうなって来ると、きちんと製造許可のある場所で届けを出して然るべき表示をして…等々色々面倒なわけですが、これも経験。 現在4人で活動しているゼミ改め【スパイスお菓子研究所】のイベント出店の今後の課題でもあった問題にまずは私が最初に向き合ってみよう!と決めました。 実際のところ、案ずるよりなんとやらで した。今後スパイスお菓子研究所の活動の幅も広げて行けそうです。 せっかくだからまず屋号を決めよう、ロゴを作ってグッズ製作とは水野校長の教えですね。 【香辛製菓】と屋号を決めロゴは芸大卒の長女にお願いしました。 こんな感じであんな風に…って自分の脳内イメージの言語化もロクにできなかったのに出来上がったロゴは私の言葉に出来なかった部分もしっかり具現化されていて すごかったし嬉しかったです。 今回作ったのはスパイスシュトーレンと 南国シュトーレン、ベラベッカ。 ベラベッカとは、直訳すると洋梨のパン。 ドイツ発祥のシュトーレンとフランス発祥のベラベッカ。どちらもパンの一つではありますが作り方が違います。 南国シュトーレンにはスパイスをあえて入れてないので、シュトーレンとベラベッカには我が家にあるシナモン、カルダモン、クローブ、ナツメグ、オールスパイス、アニス、カロンジ…ほぼ全て入れました。 シュトーレンを大量に作ると普段あまり使わないスパイスが色々と使えるのでストック整理と言うとちょっと雑だけど、まぁそんなことができるわけです。ありがたい。 そんなこんなでトータル110個のシュトーレンとベラベッカはたくさんの人達のところへと旅立って行きました。 どうかそこで可愛がってもらえます様に。 そして私のところにはいつでもカレーが作れる定番のクミン、コリアンダー、ターメリック、レッドチリ、ブラックペッパーが残った感じになりました。 こんなにシュトーレンを作りまくったら、きっともうしばらくは見たくもなくなるだろうなぁ…と取り掛かる前は思っていたのですが、なんとその逆。 空前絶後のシュトーレンレス!! なんだかまだ作りたい気持ちが抜けないのです。 この気持ちは誰にも(自分でも)止められない!けどスパイスはもう使いきったよ… いや、まだあったわ!!!そういえば。 11月の雨の祝日に下北沢で行われたポッドキャストウィークエンド。 私はカレー3兄弟のもぐもぐ自由研究という番組のヘビーリスナーであります。 ちなみに三男のタケナカリーさんはカレーの学校の卒業生さんでもあります。 このポッドキャストウィークエンドというイベントに、もぐ研のブースが一日だけ参加されていて、そこでは3兄弟とおしゃべりしながらオリジナルカレースパイスをブレンドしてもらえるという超胸熱な催しをされていました…大雨の中で。 そこで私が御三方とおしゃべりしながら作ったのは、今後スパイスお菓子研究所でイベント出店する時に是非使いたいと思ってブレンドしてもらった『お菓子の子(粉)』 お菓子の子がある、、、!! 登場予定より早いし、私のアルティメットウェポンだけどもうこれしかないので、これを投入。 どんな味のシュトーレンになるのか、全く未知です。クミンとか入ってるし、アムチュールの酸味はどのくらい影響するんだろう。自分がブレンドしていないからドキドキとワクワクしかなく。 手元にある材料に栗と柚子ピールを買い足して、お菓子の子シュトーレンの製作へ。 クミンの香りってやっぱりすごい。シナモンやカルダモンといったお菓子のスタメンスパイスの風味を一気にカレーっぽくさせる!!生地を捏ねている時は完全にカレーの香り。 スラムダンクの湘北のスタメンをスパイスにたとえたら…クミンが花道かな。 大好きな宮城リョータはターメリック辺りか… …話が逸れました。 作り始めたらワクワクよりドキドキが強くなってました。 そんなこんなで出来上がったお菓子の子スパイスシュトーレン。 美味しかったら鳥取でのイベントに持って行こうと決めました。 鳥取ではこの夏、吉岡温泉一の湯という温泉施設の2階を借りて、私の念願だったカレーの学校45期を開校しました。水野校長、運営メンバーの皆さん、45期のみなさん、地元のみなさんのお陰でとても楽しくたくさんの出会いもあり大成功でした。 その時のお礼も兼ねて、私は今鳥取へ向かっています。 明日開催される一の湯マルシェに出店するために。 8キロのマトンとスパイス、それからシュトーレンを連れて。 シュトーレン、美味しく出来ました!スパイスのブレンドの詳細を知らないから二度と作れないスペシャルなシュトーレン。 ちょっと実験的ではあったけどちゃんと私の中にシュトーレンを作り切った感も生まれてました。結果オーライ。 あっという間に過ぎた2024年。2025年はもっと速く感じるかも知れません。 そんな中でもまたたくさんの繋がりや新しい出会いを繰り返しながら過ごして行けたらいいなと思います。